東京オリンピック(五輪)で金メダルに挑む新体操団体の日本代表「フェアリージャパンPOLA」が18日、26日からブルガリアで開催されるW杯の遠征前にオンライン取材に応じた。

新型コロナウイルスの影響で20年は試合がなく、久しぶりの実戦機会となる。杉本早裕吏主将は「ずっと公の場に出られてないですが、(練習拠点の)JISSではずっと練習をできている。毎日同じ繰り返しですが、自分たちの体もみながら、チームとしてはいい状態。ブルガリア大会では、緊張感高まったときにどれだけ冷静に見せる演技をできるかが課題。技が詰まっている分、どれだけ冷静にこなして、日本のいいところもアピールしたい」と期した。

19年の世界選手権では、団体総合で44年ぶりの銀などメダル3つを獲得し、東京五輪では金メダル候補に連ねる。難度を高める2つの種目のお披露目会で、世界での評価も確かめる重要な一戦になる。