東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは30日夜に行われたオンライン会見で、2016年7月に入所者ら45人が殺傷された知的障がい者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)で東京パラリンピックの聖火が採火される方針について言及した。

遺族らの意向が事前に行われないまま採火が決定されたとの一部報道に関連して質問があり、高谷氏は「各都道府県で調整いただいた実施場所を公表している。今回もその一部とご理解いただければと思っています」と話した。