東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの新型コロナウイルス感染症対策の一環として、観客に陰性証明書の提示を求めることを検討していることが31日、複数の大会関係者への取材で分かった。

政府関係者によると、検討案では、ワクチン接種を終えている観客には、接種証明書があれば、陰性証明書の提示は求めない方針。また、会場内での食事や飲酒も禁止する案もある。

観客上限数は6月に判断すると決まっているが、政府関係者によると、観客の陰性証明書提示案は約半年前から上がっていたという。今後、検討案についての議論が進められる予定だ。