東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、新型コロナウイルスの陽性者として5日までに公表していた2人が、選手村(中央区晴海)のスタッフであることを公表した。

保健所から濃厚接触者と判断された他2人と、この陽性者2人が飲食時に同席していたことも明らかにした。

高谷正哲スポークスパーソンは「選手村の上長から厳しく注意をした。感染対策にしっかり努めていく」と話した。ただ、この4人のスタッフが選手村内のどの業務に携わっていたかとの質問には「これ以上は公表しない」と述べるにとどめた。

またこの日、大会関係者の陽性者が3人増え、1日からの合計で12人となった。組織委はコロナ感染予防策のプレーブック(規則集)が適用された1日以降に、コロナに感染した大会アクレディテーション(参加資格証)を持つ関係者の数と職種を公表している。12人の内訳は組織委職員、業務委託者が11人、報道関係者が1人で、いずれも国内在住者だった。