東京オリンピック(五輪)サーフィン女子代表候補の前田マヒナ(23)が5日に都内で開かれた吉本興業所属発表会見に臨み、来月エルサルバドルで開幕する五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ(WG)への意気込みを語った。6日から生まれ育ったハワイに移り調整を重ねると述べ「しっかりトレーニングすれば勝てると思う」と話した。 プロサファーの野呂玲花と共に吉本入りを果たした前田は、愛用しているサーフボードを持って参加。先輩になる「ゆりやんレトリィバァ」、「南海キャンディーズ」のしずちゃん、「おかずクラブ」のオカリナとゆいPに競技の魅力を紹介。芸人たちのギャグやジョークに終始笑みを見せて対応し、笑いを誘っていた。今後活動していきたいことについて、前田は「日本に来ると海にプラスチックが多くて悲しい。サーフィンを通じてビジョンを伝えたい」。日頃から行う環境美化の取り組みを推進していきたいと意欲を見せた。

昨年11月に千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸で行われた「ジャパンオープン」では、予選から決勝まで1位となり完全優勝。一躍五輪代表の筆頭格になった。その後は海外のビッグウエーブスポットに挑戦。2月に日本に戻った。来月末からエルサルバドルでの五輪最終予選が控える中、大会に合わせてピークを持っていくことに自信をのぞかせていた。