スポーツ仲裁裁判所(CAS)は28日、競泳男子の孫楊(中国)をドーピング違反で8年間の資格停止処分としたことを発表した。

孫楊の昨年7月の世界選手権男子200メートル自由形の優勝の成績は取り消さないと決めた。そのため、同種目で銀メダルを獲得した、松元克央(23=セントラルスポーツ)が孫楊に代わり繰り上がりで東京五輪代表に内定することは無かった。日本水泳連盟は世界選手権金メダル獲得者を東京五輪代表内定にしていた。

松元は現在、メキシコで合宿中。28日は、23歳の誕生日だった。本人のインスタグラムでは「今日で23歳になりました。こんな僕ですが、これからもよろしくお願いします」と投稿していた。