日本テニス協会は29日、男子ダブルスで錦織圭(31=日清食品)、マクラクラン勉(29=イカイ)組、女子ダブルスで青山修子(33=近藤乳業)、柴原瑛菜(23=橋本総業)組が、東京オリンピック(五輪)の代表権を獲得したと発表した。国際テニス連盟(ITF)から28日に、日本協会に通達が来た。錦織を除く、男子のマクラクラン、女子の青山、柴原の3人は、全員が五輪初出場となる。青山、柴原組は、今年、4大会で優勝し、現在開催中のウィンブルドンでも第5シードに位置するメダル候補だ。また、錦織の五輪でのダブルス出場は、12年ロンドン五輪で、添田豪と組んで出場して以来2度目となる。

東京五輪の日本男女がシングルスで出場権を得たのは、男子が錦織に加え、西岡良仁(25)、ダニエル太郎(28)の3人。女子では大坂なおみ(23)、土居美咲(30)の2人だ。テニス競技の日本代表は、現時点で8人となる。