新型コロナウイルスの感染拡大を受けて策定する聖火リレー実施の基本方針について、2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の武藤敏郎事務総長が28日、取材に応じ、子どもたちの沿道見物に対し、注意を促す文言を盛り込む方針を明かした。

武藤氏は「お願いベースとして(文言を盛り込むことは)ありうる」と語った。聖火リレーイベントの縮小も感染症対策の1つとする一方で、あらためて「中止はない」と断言した。3月4日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会に基本方針を策定する予定。