男子は小田倉真(27=三井住友海上)が日本勢最高の16位に入り、東京オリンピック(五輪)代表最有力候補に躍り出た。

小田倉はスイムで出遅れたものの、バイクとランで粘り1時間44分21秒でゴール。日本トライアスロン連合(JTU)代表選考基準の1つである今大会16位以内をクリアした。

東京五輪出場が現実のものになった小田倉は「(五輪への)ラストチャンスだと思って臨んだ。スイムで遅れたけれど、諦めずに自信のあるランにつなげられた」と振り返った。また、五輪本番に向けて「海外の選手も、もっと仕上げてくるはず。力をつけて臨みたい」と話していた。

佐藤錬(25=福井県スポーツ協会)が28位、北條巧(25=博慈会・NTT東日本・NTT西日本)は29位、先月のアジア選手権で優勝したニナー賢治(27=NTT東日本・NTT西日本)は40位に終わった。