レスリング女子57キロ級で東京五輪代表の川井梨紗子(26=ジャパンビバレッジ)が「リーダー」の自覚をにじませた。18日にオンライン取材に対応。自身の2連覇を含めて金メダル量産が期待される女子代表の主将を務めているが、「なるべく雰囲気悪くならないように。代表じゃない子も合宿にきている。ちょっとでも若い子に声、勢いで負けないようにやってます」と心掛けているという。16年リオデジャネイロ五輪の時は五輪連覇中だった吉田沙保里さん、伊調馨という絶対的な支柱がいた。その姿を思い出しながら、「沙保里さん、馨さんを見てきて、競技やってきた。いま、(私を)見ている若い子もいるのかなと。できているとは思わないですけど、いままでの先輩が偉大すぎて。でも、その人たちのようにと」とチームを引っ張る。