【5年目の誓い】鷹・板東湧梧「もう取らないとチャンスない」 /ホープに聞く〈8〉

ソフトバンク板東湧梧投手(27)が日刊スポーツの単独インタビューに応じ、開幕ローテーション入りへの並々ならぬ思いを語った。プロ5年目とまだ若手だが「もう(開幕ローテを)取らないとチャンスはない」と背水の覚悟。球界屈指のイケメンが飛躍に燃えている。また、社会人・JR東日本時代の業務内容など右腕の過去にも迫った。

プロ野球

vs大関、藤井、田上

2月16日、紅白戦。開幕ローテ入りを狙う板東は、2回1安打無失点で初実戦を終えた。

板東実戦が入ってきて、紅白戦の1試合に投げただけですが、あの時は対打者に対していい感じで投げられていました。調整は順調です。

キャンプでファンとの交流も解禁。「野球選手とイケメンの二刀流」へ多くのプレゼント=2023年2月

キャンプでファンとの交流も解禁。「野球選手とイケメンの二刀流」へ多くのプレゼント=2023年2月

◆板東湧梧(ばんどう・ゆうご)1995年(平7)12月27日、徳島県生まれ。小2から投手兼遊撃手として野球を始める。鳴門3年時春夏甲子園出場。JR東日本では17年日本選手権、18年都市対抗に出場。18年ドラフト4位でソフトバンク入り。20年7月14日オリックス戦でプロ初登板。通算84試合登板5勝7敗。182センチ、81キロ、右投げ右打ち。

しかし登板後、プロ入り5年目の板東が珍しい言葉を発していた。「もう(開幕ローテ)取らないと、チャンスはないんじゃないかなと」。まだ27歳。その言葉の真意を聞いた。

本文残り72% (1492文字/2067文字)