吉本新喜劇初! 全編英語公演にチャレンジ 森田展義→のぶよし改名 大きな1歩刻む

多芸多才。吉本新喜劇の森田展義は、今年から「のぶよし」に改名した。落語家や講談師、エッセイストなどの経歴を持つ男は、セリフが全編英語での新喜劇というチャレンジに挑む。65年に及ぶ新喜劇の歴史で、初の快挙だ。今年10月で50歳。のぶよしは精力的に動き回る。【取材・撮影=三宅敏】

お笑い

多芸多才。初の英語新喜劇を上演するのぶよし(撮影・三宅敏)

多芸多才。初の英語新喜劇を上演するのぶよし(撮影・三宅敏)

00年笑福亭福笑に師事、NSC25期へて新喜劇

◆のぶよし1975年(昭50)10月2日生まれ、京都市出身。2000年、落語家笑福亭福笑に入門。NSC(吉本総合芸能学院)25期。05年、金の卵オーディション1個目で吉本新喜劇入り。趣味は裁縫、ビリヤード、映画鑑賞、洋楽鑑賞、釣り、作詞作曲、カラオケ、ものまね、英会話、ハーモニカ、絵画。身長177センチ。

5月23日、よしもと道頓堀シアターで「English SHINKIGEKI―Yoshimoto Sitcom」(午後8時30分)公演。

6月29日、よしもと祗園花月で「きょうと新喜劇2025」(午後7時30分)公演。スペシャルゲストに狂言師の茂山茂。

5・23道頓堀「English SHINKIGEKI」
台本、主演…今別府、いがわら仲間も

昨年65周年を迎えた吉本新喜劇で「初」のプロジェクトが幕を開ける。出演者のセリフが全編英語というEnglish SHINKIGEKI(イングリッシュ新喜劇)が5月23日午後8時30分から大阪・道頓堀シアターで上演。その台本を書き、主演するのが、のぶよしだ。

共演は今別府直之、いがわゆり蚊、前田まみ、小西武蔵。おなじみ新喜劇のメンバーが英語で観客を笑わせる、そのステージには100%注目するしかない。

のぶよし外国からのお客さんにも見てもらいたいし、もちろん日本の皆さんにも来てほしい。セリフは英語ですが、難解な言い回しは避けて、分かりやすい単語を使うよう工夫しています。たとえ学校で習う英語が苦手だった人でも「楽しいやん!」と感じてもらいたいですね。

インバウンドの来日客は相変わらず多く、今年は大阪・関西万博も開催。大阪も京都も海外からの旅行客で大にぎわい。吉本新喜劇も、いよいよインターナショナルになってきた。

インバウンド、万博〝追い風〟シンプルに
高校時代、シカゴにホームステイ経験も

のぶよし実際、ノンバーバルで(言葉を伝えずに)日本人のセンスを海外の人に伝えるのは楽じゃありません。日本人なら身についている常識や文化も、外国で通じるわけではないですから。だから見てくれた外国のお客さんには「こんな英語でなら、日本人にも通じるのか」と新たに発見してほしい。セリフはシンプルな英語に徹します。今別府さんも英語のセリフを話しますから(笑い)。

のぶよしの英語は多くの日本人同様、中学時代の授業から始まった。2歳上の姉が高校3年時、米ニューヨークでホームステイを経験。当時高1だったのぶよしも、同じ米国のシカゴでホームステイ。帰国してから、現地で知り合った女性にラブレターを送り続けた。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。