令和の敏江・玲児?「女と男」ワダちゃん 〝どつく〟だけじゃない…アーティストの顔

ちょっと頼りなさげな市川(44)と、元気あふれるワダちゃん(42)による漫才コンビ「女と男」。いつも笑顔のワダちゃんは、消しゴムはんこ作りという趣味を持つ。その作品を集めてアート展を大阪市内のカフェで開催中だ。「得意科目は、ずっと体育と美術でした」と笑う彼女の素顔に迫った。

お笑い

細身、頼りなさげ市川と03年コンビ結成
日本ハンドボールリーグの日立栃木出身

◆ワダちゃん1982年(昭57)6月7日生まれ、大阪市出身。高校時代はハンドボール選手として活動。卒業後は日本ハンドボールリーグの日立栃木へ。チームが廃部となり、大阪へ。2003年(平15)7月、市川義一とコンビ「男と女」結成。どつき漫才で人気を集める。08年「女と男」に改名。同年NHK上方漫才コンテスト決勝進出、09年上方漫才大賞新人賞ノミネート。カンテレ「よ~いドン」、MBSテレビ「ちちんぷいぷい」やMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」などに出演。

17年、兵庫県市川町のふるさとPR大使に就任。趣味は散歩、カメラ、消しゴムはんこ作り。身長161センチ。

大阪・なんばグランド花月(NGK)1階にある「花のれんタリーズコーヒー」で、自作の消しゴムはんこ、描き下ろし絵画などを展示する「女と男ワダちゃんのIppuku展」を開催中(9月下旬まで予定)

ハンドボール選手からお笑い芸人へと転身した女と男・ワダちゃん(撮影・三宅敏)

ハンドボール選手からお笑い芸人へと転身した女と男・ワダちゃん(撮影・三宅敏)

NGK階下カフェで、自作消しゴムはんこ
描き下ろし絵画「Ippuku展」開催中

子どもの頃から絵を描くのが好きだった。

ワダちゃん体育と美術はずっと得意科目でした。芸人になってから、色紙にサインを書いた際「もうひとつプラスできるものがあればいいな」とひらめき、消しゴムはんこを作り始めたんです。まったくの趣味のつもりでした。コロナで舞台に立てなくなった時、「もっとお客さんに見てもらえたら」と考えて自分の作品展をやらせてもらうようになりました。芸人が個展などやってもいいのかな、とかなり迷いましたが…。

吉本の総本山ともいうべき、大阪・なんばグランド花月(NGK)の1階にあるカフェ「花のれん タリーズコーヒー」店内で「女と男ワダちゃんのIppuku展」が開催中(9月下旬までの予定)。吉本新喜劇の間寛平GMやすっちー、酒井藍、アキ、吉田裕の4座長を描いた消しゴムはんこ。さらに直筆の絵画などにふれあえる。

言葉は時に人を傷つけるが、絵なら皆笑顔に

ワダちゃん言葉って時に人を傷つけたりするし、どうしてもデリケートにならざるを得ないんですよ。その点、絵は誰かを傷つけることもありません。人に迷惑をかけることなく、皆さんが笑顔になれるなら、こんなステキなことはないですよね。子どもからお年寄りまで幅広い方に見てほしい。コーヒー飲みながら「これ、ええやん」とリラックスして楽しんでもらえたら最高です。でも、私自身はちょっと怖くて、まだ店内の様子を見てないんですよ。モデルになってもらった寛平師匠らとも、まだ話をしてませんし。

意外とシャイな面も持つワダちゃん。逆に作品に込めた思いは自由でおおらかそのもの。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。