心斎橋筋2丁目アイドル→吉本新喜劇の新人 ケンの30年 6畳一間から夢追い再出発

水玉れっぷう隊のケン(55)は今春から吉本新喜劇の一員となった。芸歴は33年を数えるが、新人オーディションを受けての新喜劇入り。相方アキ(55)は2年前に座長となり、今は座員を引っ張る立場。それでもケンは、ハングリー精神をむき出しに「僕はまだ何もやり遂げていない。芸人として、もっと売れたいんです」と前を向いている。

お笑い

92年 アキと「水玉れっぷう隊」結成
8・22 大阪YESシアターでライブ

◆水玉れっぷう隊ケン1969年(昭44)8月22日生まれ、奈良県出身。92年、アキとともに水玉れっぷう隊結成。心斎橋筋2丁目劇場でアイドル的人気を得る。お笑いに加えてダンス、歌も得意で、ミュージカルにも出演。01年、東京に移り、ルミネtheよしもとなどで活躍。NHK大河ドラマ「新選組!」(04年)に出演。14年、アキが大阪に戻り新喜劇入団。ケンは東京に残り、舞台やドラマ、映画に出演。

24年、アキが座長を務める新喜劇の全国ツアーに参加。25年3月、アキがプロデュースする舞台「時が来た」に出演。幕末の土佐に生きる武士を熱演した。「金の卵12個目オーディション」に応募し、新人として新喜劇入り。趣味は野球、創作鼻歌、縄跳び。身長163センチ。

8月22日、大阪YESシアターで「アキ&ケンの生誕56周年記念ライブ~ただただ2人がイチャイチャする60分~」(午後3時30分、同6時30分開演)に出演する。

吉本新喜劇の新人座員としてイチからのスタートを切ったケン(撮影・三宅敏)

吉本新喜劇の新人座員としてイチからのスタートを切ったケン(撮影・三宅敏)

90年代心斎橋筋2丁目のアイドルも
アキは新喜劇座長 ケンは新人座員

1990年代、水玉れっぷう隊は心斎橋筋2丁目劇場(大阪)のアイドルスターだった。アキとケンが舞台に登場すると、10代の女性ファンが歓喜の悲鳴をあげた。あれから30年。アキは吉本新喜劇の座長として舞台を盛り上げ、ケンは新人座員として新たなスタートを切った。

ケンこの世界に入って33年。東京に出てから間寛平さんや石田靖さんらとルミネ(東京・新宿の劇場)で新喜劇をガンガンやっていたので、大阪の新喜劇も違和感はないですよ。師匠方にもかわいがってもらいますし、若手座員とも仲良くやってますから。一番の発見といえば、重谷ほたるちゃんでしょうか。あの太ももを見たとたん「めちゃ太いやん!」とくぎ付けになりました。すてきなチャームポイントですし、人としてもかわいらしい。ほたるちゃんも含めて、新喜劇の若手は女性陣にパワーを感じています。

金の卵オーディション12個目を経て、新喜劇入りしたのが今年3月。100人ほどいる座員の中でも、新参者のケンだが、そこは芸歴33年のベテラン。このインタビューの前日あった舞台では、ちょっとしたミスもあったが、先輩の末成映薫(ゆみ)に助けられる場面があった。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。