吉本新喜劇「アスパラガス」中條健一 奇跡の出会いで紡ぐ芸人人生 文枝、イチロー氏
「吉本新喜劇のアスパラガス」こと中條健一(60)が還暦記念の公演を行う。かつて吉田ヒロ(58)と組んで評判になった芝居をリニューアルし、再び新喜劇ファンに送り出す。妻の秋田久美子(50)も共演。独身時代は「(中條が)大嫌いだった」という妻も、今は一番の理解者でもある。
お笑い
関大落研出身、6代文枝の後輩で弟子
妻は同じ吉本新喜劇座員の秋田久美子
◆中條健一(ちゅうじょう・けんいち)1965年(昭40)3月17日生まれ、神戸市出身。87年、関西大落研の先輩だった桂三枝(現六代文枝)に入門。ピン芸人として心斎橋筋2丁目劇場でデビュー。92年、オーディションを経て吉本新喜劇入団。10年1月1日、新喜劇座員の秋田久美子と結婚。12年3月に長男誕生。趣味は掃除、洗濯。身長180センチ。
◆秋田久美子(あきた・くみこ)1975年7月31日生まれ、兵庫県たつの市出身。97年、オーディションで新喜劇入り。趣味はスポーツ観戦、美容情報集め。身長157センチ。
11月24日、なんばグランド花月での「吉本新喜劇中條健一単独公演 60年物のアスパラ収穫祭~アスパラマン60妻久美子50~」に出演。
単独公演 「60年物のアスパラ収穫祭」
11・24NGK 還暦記念も〝みどり〟で
「吉本新喜劇 中條健一単独公演 60年物のアスパラ収穫祭~アスパラマン60妻久美子50~」が11月24日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われる。みどり色のスーツでおなじみ、「新喜劇のアスパラガス」こと、中條健一の還暦記念公演だ。
中條実はこれ、21年前のお話なんです。2004年、NGKで1週間公演された吉田ヒロ座長の新喜劇を今回、リメークという形で。その時もヒロさんと僕が組んで、借金取りを演じていました。僕がメインを張っていたこともあり、ずっと忘れられないお芝居です。ヒロさんとは「いつか、あの芝居をもう一度やりたいね」と何度も話してました。
21年前の公演には、その後、中條の妻となる秋田久美子も出演していた。舞台となるそば屋の客の役だった。
久美子あのお芝居は、私もよく覚えています。幕が上がって、すぐに客席から見えるおそば屋の客でした。レイザーラモンのRGさんも出ておられました。借金取りの話ではありますが、人情に訴えるストーリーで、ファンならきっと満足できる「これぞ吉本新喜劇!」と言える内容でした。
04年 吉田ヒロ座長新喜劇をリメーク
みどりスーツの原点? リーゼントも
この物語をベースに、オリジナルとは別の作家が執筆した。中條のトレードマークとも呼べる「アスパラガス」みどり色のスーツは、ここから始まった?
中條当時の台本を読み返してみたんですが、僕の衣装については何も書いてないんです。いつだったか、吉田ヒロさんの助言で髪をリーゼントにして、スーツがみどり色になりました。その後少しずつ、シャツや靴下もみどりになって、アスパラ化が進んでいったんですが、いつが始まりなのかはよく分からないんです。確かに言えるのは、2008年の20周年記念公演では、みどり色のスーツでした。
(※推定では、2000年ごろからアスパラ化が始まったと思われる)
今では「新喜劇の中條=みどり色のアスパラガス」として定着しているが、最初の入り口は落語だった。関西大に入学した中條は落語研究会(落研)に入部。そこでは2年間しか活動できなかったが(高座名は浪漫亭ろみお)、大きな出会いが待っていた。落研OBにして、テレビ・ラジオ・劇場で大活躍していた桂三枝(現・6代桂文枝)。ひとりの大学生と、偉大なOBとして、落研の枠を超えた交友を重ねていく。
中條1987年、師匠(文枝)に弟子入り志願するんですが「今はまだ落語をせんでええ」と言われて、ピン芸人としてスタートしたんです。心斎橋(筋)2丁目劇場に出たり、同じ年にオープンしたNGKでジャンボトロン(大型モニター画面)を使ったクイズの司会をやらせてもらいました。当時のNGKでは、トップ出番がダウンタウンだったこともありましたね。
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大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。
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