【フィンランド発】松本航が思った「そうでなくちゃ!」山本草太の口から出た言葉

【ヘルシンキ=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会は、21日にヘルシンキで開幕しました。

日刊スポーツでは今季もGP全大会を現地取材。プレミアムでは、通常の記事ではなかなかお伝えできない「こぼれ話」をお届けしています。

フィンランド発の第2回は男子ショートプログラム(SP)を7位で終えた山本草太(25=中京大)の言葉から。現地で取材する記者が、コラム形式でリポートします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦フィンランド大会>◇21日◇ヘルシンキ・アイスホール

GPフィンランド大会男子SP 華麗な演技を披露する山本草太(撮影・松本航)

GPフィンランド大会男子SP 華麗な演技を披露する山本草太(撮影・松本航)

「そうでなくちゃ!」

おこがましいのは重々承知で「そうでなくちゃ!」と思った。

演技を終えた山本の言葉は、どこか吹っ切れたようで、ハリが出た気がする。

「オリンピックを目標としてる…目標としてやっているんですけど、やっぱりアクセルなんかでミスってたら『目標なんかにしてんじゃねえよ!』って自分で思う。まずは明日の公式練習、そしてフリーと、しっかりこのフィンランドだけではなくて、全日本、そしてオリンピックに向けて『本気で戦うんだ』っていう気持ちを、あらためて再確認して、自分に向き合って、思い切っていけたらなと思います」

オリンピック―。

その言葉を決してメディアの質問に導かれたわけでなく、自らの口で発した。

こちらは「そうでなくちゃ!」とうなずいた。

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大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球、水泳などを担当。22年北京冬季五輪(フィギュアスケートやショートトラック)、23年ラグビーW杯フランス大会を取材。
身長は185センチ、体重は大学時代に届かなかった〝100キロの壁〟を突破。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。