小野勇作(44=佐賀)が2月芦屋の一般戦で、スタート連続無事故5000走を達成した。歴代5人目の記録で、最後にフライングを切ったのが04年9月の大村。約18年半もの間、スタート無事故を継続している。


 
 

小野勇作(2019年8月27日撮影)
小野勇作(2019年8月27日撮影)

「そんなに自慢できる記録でもないですよ」というが、誰もができるわけではない、立派な記録だ。スタートはコンディションにも左右されるし、周りにも影響される。その中で、長く継続してきたのはすごい。加えて、スタート無事故の間に14度の優勝。長くA級も維持してきた。

「(フライングを)もういつ切ってもいいっていう気持ちもある。でも、できれば切りたくはない。いけるところまで頑張ります。最近は成績も稼げてないし、そこも頑張りたい」。

小野のように長くフライングを切っていない選手もいれば、フライング2、3本持ちでもゼロ台のスタートを行く、田頭実のような選手もいる。スタートだけでもタイプや特徴が分かれる。まさに十人十色。だからボートレースは面白い。