大村のフレッシュルーキー山口真喜子(27=長崎)が、さらなる飛躍の年を迎えた。昨年は、F禍に苦しんだ一昨年の鬱憤(うっぷん)を晴らす活躍だった。22年11月大村の1度しかなかった優出を、24年に4度も経験。10月の蒲郡以外は男女混合戦で、スタート力、旋回のスピードが光る。

山口真喜子(2024年10月撮影)
山口真喜子(2024年10月撮影)

自己分析では「活躍できた時はエンジンが良かったのが大きいです。コンスタントに結果を残せるようにしていきたいですね」。確かに、8月大村で優出した後の常滑は予選敗退。10月の蒲郡、11月の大村で2節連続優出した後の平和島は道中で転覆失格と、安定感に課題が残る。ただ、それも豪快なまくりに代表される、思い切りのいいレースをした結果。不利枠も克服する走りを続ければ、A1級の常連になる日も近い。

特に枠不問の活躍が光るのが地元の大村。初出走から20年12月の初勝利、そして初優出と実績を積み上げてきた。「大村は慣れているのもあって走りやすいし、強気にいけますね。攻めていくって時も思い切ったターンができています」。

最も得意とする地元のモーターボート誕生祭で、G2初出場が決まった。「正直不安の方が大きいんですけど、せっかく走らせてもらえるし頑張りたい。目標は1勝を挙げることです」。グレードレースでも存在感を示し、全国のファンへ、その名を知らしめる。

◆山口真喜子(やまぐち・まきこ)1997年(平9)3月20日、長崎県生まれ。126期生として20年5月大村でデビュー。同年12月大村で初勝利を挙げた。同期は浜野斗馬、常住蓮、島川海輝ら。161センチ、46キロ。血液型A。