今月13日から大垣とナイターの四日市で、同日程の4日制G3が行われた。ともに「大阪・関西万博協賛」と銘を打っての開催だ。

万博に協賛金を支出するために、選手賞金は周年G3より20%ほどカットされる(下表参照)。


 
 

協賛の2場を比較すると決勝のみならず、全ての種目で四日市の方が賞金が高くなっている。しかも、四日市はガールズ3個レースが組み込まれており、勝ち上がりが緩いにもかかわらずだ。普通なら、選手はみんな、四日市のあっせんが欲しくなるのも当然だろう。

ところが、このあっせんにはからくりがあった。

四日市は正規のあっせんで、ここを含めて3月の出走が2本のみの選手もいる。

一方で大垣を走る選手は、この開催以外にも全選手に別に2本のあっせんが出ていた。いわば「大垣はボーナスステージだから、ちょっと賞金が低いけど走ってくださいね」と、いったところだろう。もちろん、大垣も競走得点がカウントされるため、走る以上は真剣勝負なのは間違いない。

そんな中、四日市の途中欠場者は、失格で強制帰郷になった3人。大垣の途中欠場は落車が多発して、何と14人(失格3人を含む)。

ボーナスステージといえども、それだけ激しいレースが繰り広げられたことが数字上でも裏づけられた。