7月28日に発生した「令和8年熊本地震」への義援金としてJKA、全国競輪施行者協議会、日本競輪選手会の3団体が、熊本県と熊本市にそれぞれ1000万円ずつを寄付した。それに先立ち、5日にはJKAが補助事業として緊急支援の募集を開始した。これは、非常災害時における被災地域での救援救助、および復旧復興の活動など行う法人を緊急支援するプログラムだ。直近の事例として「令和6年能登半島地震」の際に3236万円(12件)が補助金として拠出された。
競輪ファンにとって補助事業はなじみが薄いが、25年度には全国の競輪収益金の中から機械と公益の振興補助事業に計95億円が拠出されている。例えば競輪とオートレースの補助事業ロゴがラッピングされた健康診断の検診車を町の中で見かけたことがあるはずだ。
今回の補助事業がスピーディーに実施された経緯についてJKAの担当者は「過去の災害支援の経験から、有事の際にいかにスムーズに支援を立ち上げるかが課題と考えてきました。今回は一刻も早く被災現場の活動を後押ししたいという思いを、少しでも形にできたものと考えています」と説明した。
今回の取材をしているさなかに「令和8年8月千葉豪雨」が起きた。ここでもJKAは、素早く緊急支援の募集を開始した。競輪ファンの車券購入から生まれた収益金は、有意義に使われている。






















