【古村亮・オレに任せろ】

 ◆12R・ドリーム

 衆院選は自公が堅調な勝利を収めた。一方で小池代表の希望の党には追い風が吹かなかった。初日ドリーム戦は安倍1強ならぬ峰竜太の1強になるのか? 答えはNO。白井英治に夢を託す。

 ◎の白井は近況絶好調。若松メモリアルで準優勝すると、地元の下関周年ではオール3連対の活躍で優勝した。近況5節で4優出と勢いは間違いなくNO・1。勢いに乗っている選手は枠番に関係なく狙え、だ。平和島実績でも白井をプッシュできる。通算勝率(8・32)、通算2連率(62・5%)は出場選手の中でトップの数字。

 さらに絶好調の要因として減量効果がある。若松メモリアルから、体重は51キロ台をキープ。「若松は勝負だったので体重はキープできていたんですけど、グランプリのことを考えると戻すことはできない。それが今の原動力になっている。家では毎日、体重計に乗ることを心がけています。とにかく意識を高めてやっています。体調は大丈夫ですよ」。年末を見据えて、気力は充実している。

 機力面はどうか。引いた52号機は伸びが来るエンジン。師匠の今村豊が「英治にちぎられた」と話すように、足合わせでは分が良かった。江口晃生の前付けで、峰が楽なイン戦にならないのも好材料だ。ダッシュを乗せたスタートから伸びて鋭くまくり差す。イン峰との(5)=(1)流し8点で勝負する。