【窪寺伸行・方艇式】

大幅に気圧が低下した2日目は、機歴差が明確に分かれた。エース機を駆る大石は際立つパワーで11Rを差した。3日目は気圧回復が見込まれるが、主力の動き次第で、あの破壊力は脅威になる。

A1級勢は石塚が4R・6着が響き、優出争いから後退した。トップには安定感のある麻生が立った。青木は2日目に連勝。

実績断然の山口も平凡な伸びを総合力で補っている。レース後は本体整備に着手。「良くなりそうな感じはするけど…」と機力アップへ余念がない。F2の中田も最善の立ち回りで6位にしのぐ。

現状の優出ラインは中田の8・25。ただし、混戦ムードもあり、ボーダーは8・00に想定した。地元勢は主力の川尻が勝負駆け。10位タイの別府は「伸び型」と機力は上向き。秋元も連勝ならば届く。