杉田篤光(45=静岡)が抜群の舟足を生かして、5位で予選を突破した。5Rで逃げた後、9Rは5コースから道中で追い上げて、2周目のバックで田頭実を抜いて2着にはい上がった。

ペラをたたいたことでプラスに働いた。「ターン回りも上向いて良くなっています。伸びもいい状態です。全体にいい足だと思います」。安定板装着の状態でも伸びは落ちていない上に、実戦足まで抜群になった。

17号機は服部幸男、平見真彦と上位級の足を誇ってきた。調整に一瞬の迷いはあった。「服部さんの伸び型の形とは違うし、少し回り過ぎの感じもあった。たたいたのは良かったです」と成果が出たことで笑顔を見せた。

準優は11R2枠。イン石渡鉄兵、3枠に山口剛と強敵が相手でも、脅かすだけ足はある。