【村上正洋・ムラムラ車券】

 2予9Rは先行態勢に入った河端朋之ラインに対し、松谷秀幸がHSカマシで反撃した。渡辺晴智は絶好の番手回りだったが、後方から木暮安由の強襲を浴びて2着だった。

 渡辺は「松谷君はライン2車なのに『(前と車間が)詰まったら行きます』って言ってくれていた。後ろの河端君が、強いイメージが残ってて、僕の方が焦ってましたね。残せなかったのは、自分の技量不足」とレースを振り返った。今回、数々の激闘を重ねた同期の村上義弘が負傷のため欠場した。「やっぱり村上は意識します。ダービーを4つも取ってるんですよ。向こうは何とも思ってないだろうけど」と笑わせる。自身も南関の重鎮として存在感を示しているが「オレは、ただここにいるだけ(笑い)。村上の場合はいなくても近畿の選手に影響力を与えている。そこがすごい。でも、一番出たいG1だろうから残念ですね」と同期を気遣っていた。

 ◆5R 脇本-村上ラインに石井-海老根の千葉コンビが襲いかかる展開とみた。ゴール前は86期生トリオの三つどもえの戦いに。2車単、3連単ともに(2)(7)(9)のBOX。

 ◆6R 1着が取れるのは稲毛を目標にする古性かパンチ力がある原田のどちらか。展開問わず、両者のマッチレースだろう。3連単(2)=(5)から総流し。

 ◆10R 三谷が飛び出せば中団はもつれそう。ペース駆けが可能とみて3連単(1)を頭に(2)(4)(7)(9)の2、3着。