武田豊樹は盟友平原康多のまくりに乗ってゴール前急襲したが、わずか1/4輪届かなかった。

 開口一番「もうちょっとだったね」と苦笑い。「今日は平原君あっての自分だったから。平原君が合わされて外を踏んだけど…。自分にも修正点があった」と淡々と振り返った。それでも、好敵手として一目置く村上の優勝に「強い人が勝ってくれたからね。村上君の踏んだ内は(バンクが)重たいですよ」と何度も勝者をたたえていた。