新S級S班の郡司浩平(29=神奈川)が20年走り初めの初日特選12Rを白星で飾った。新車を投入した1戦は吉田拓矢が逃げて、最終バックは平原康多が清水裕友のまくりに合わせて番手発進。

郡司は平原と諸橋を追走して内へ内へ進路を取りながら、ゴール前は大外を伸び切った。「S班として今年初戦を勝てて気持ちが楽になった。新車もいい感じで流れていくし、進む。セッティングをもっと煮詰めたい」。そう話すと、新車のサドル近くを入念に調整した。2予A10Rでの古性優作との対決に「力勝負になる」と気合を入れ直していた。