大阪期待の109期酒井拳蔵(21)が、A級予選5Rを痛烈まくりで1着突破した。「後ろから攻める作戦だったのが、前になったので戸惑いましたが、踏み出しの感触は良かった」と振り返った。前回久留米では昇班後、初の準決敗退を喫した。「すべて組み立ての甘さです。これを克服しないと上では通用しないでしょう」。今回ギアを3・85に上げて挑む。「踏んだ感じはいいし、課題の末の粘りも手応えがありました。準決も自力で乗り切りたい」。準決6Rは、渡辺航平の援護で連勝突破を目指す。