残念ながら111期では唯一、準決に進めなかった谷口幸司(24=高知)が、2日目3Rを自分らしいレースで快勝した。

 勝負どころでいったん前へ。後ろから角口聖也が仕掛けたときに、競りになっていた番手両者が離れ、その番手を奪って直線差し切った。「ずっと楽だったし、後ろから来ている音も聞こえた。最後は抜くだけでしたね」と会心のレースを振り返った。「練習もだいぶできているし、今はこの戦法で点数を取りたい」と、意欲十分だった。