前回完全Vの板崎佑矢が圧倒的な人気を集めた予選3Rだったが、111期戸塚涼介とのたたき合いに。そこを仕留めたのが九州コンビ。2角まくりの藤崎優輝を、最後はベテランの竹野行登(50=鹿児島)が差し切り、3連単3万8000円台の高配となった。

 「今日は藤崎君のおかげです」と、まずは前を任せた藤崎をたたえた竹野。前場所は今年初の決勝進出を決めるなど、近況は好気配だ。「前回からフレームを替えたんです。前回の初日にいいタイムで逃げ切った平尾(一晃)君についていけた(2着)ことが自信になりましたね」。来月51歳になるベテランが、2場所連続の決勝進出を狙う。