選手会大分支部長の山本崇志(41)が、久々の前橋ドームに感慨深い様子だった。

 当地は97年の寛仁親王牌以来21年ぶり。渡辺隆(引退)小野俊之と組んだ全プロのチームスプリントで3位に入り、出走権を取ったものだった。「新人王以外でG1はあれが最初で最後。確か、前橋はこれで3回目で、最初は、オールA級戦というのがあって、4連勝して優勝したはず」と懐かしんだ。予選6Rは吉川希望-田中孝法の3番手で本線を形成。思い出のバンクで、準決進出を狙う。