準決6Rは小林泰正(24=群馬)が、まくった高橋明久に続いて追い込み勝った。

道中、6番手に置かれるピンチだったが「焦りもなく、行けるところから行こうと思ってました」と落ち着いたもの。ただ「連勝で着はいいけど、感触が良くない」と浮かない顔だ。

理由は直前に参加したトラックパーティー。「長距離種目にエントリーして、踏み方が長距離のまま。決勝は同期の吉元(大生)君が空くなら後ろがいい」。

両者は7月奈良決勝でも連係し、小林がデビュー初優勝を飾った。その再現をもくろんでいる。