予選1Rは斎藤一茂(29=群馬)が、最終ホームからのロングまくりで2着に粘った。

地元戦としては昨年12月開催以来、実に1年ぶりの予選突破だ。「よりによって一番勝ち上がりがきつい(1、2着と3着2人)ところで決まりましたね」と、してやったりの表情だった。

以前はS級でも先行で売っていた。「昔はワッキー(脇本雄太)に並びかけるくらいまではやれてましたからね。いまや(脇本は)W杯チャンピオンだけど」と笑わせた。最終日の7日が30歳の誕生日。準決5Rが20代最後のレース。当然狙うのは1着だ。