前期までS級で、今節から特選シード漏れした今藤康裕(34=岐阜)が予選1Rを制した。

逃げた日浦崇道をゴール前でかわし、昨年5月取手の予選以来の勝利。「全て日浦君が頑張ってくれたおかげ。良かった。A級の予選だけど、勝ててうれしい。自信になる」。

昨年12月伊東G3の落車で背骨を痛め、今年6月のレース復帰まで約半年もかかった。今でも手や腰にしびれがある。「来月には中部地区プロもある。調子を上げたい」。地区プロのスプリントでは、いつも金子貴志と好勝負するダッシュマン。準決以降も見せ場を作る。