北海道釧路市生まれの小林申太(36=茨城)が気合をみなぎらせている。

準決5Rは総力戦で2着。久保田泰弘の番手を奪い、最後は吉竹尚城のまくりに合わせて踏み込んだ。気温10度で多くの選手が寒さを訴えても、平然とした様子。「要所で、やろうとしていた動きができた。それに、あと10度ぐらい下がっても大丈夫。その方がいい。バナナでくぎが打てる土地で育ったから」と言葉が弾んだ。

果たして決勝7Rも力走するか。「熱い走りを見せたい」と意気込んでいる。