予選1Rは、最終ホームから一気に巻き返した須永勝太(29=福島)が押し切った。

開口一番の言葉は「ほんときつかった」。それでも「ラインで決まったのは何よりです」と、思わず笑みがこぼれた。「同期の小川(大地)君との対戦? ほとんど覚えてないですね。作戦うんぬんよりも、がむしゃらにいった結果です。ただ状態は悪くないと思うので、準決も頑張ります」。新年初戦の好スタートに、引き揚げる足取りは軽やかだった。