地元の神山尚(29=栃木)が渋いレースを披露した。

前受けした予選3Rは、押さえてきた田中和磨の後位に飛びつき、村本慎吾の追い上げもしのいで番手を確保。マイペースで逃げた田中をゴール前で差し切った。

「(開催中止で)1カ月以上あいたので、しっかり練習できたことが大きい。バンク練習でトップスピードが5、6キロ上がっていたので自信があった」と笑顔で振り返った。

かつては90点以上あった競走得点が今は78点台。「これから頑張っていきたい」と巻き返しを期した。