117期の新人・中村隆生(20=栃木)が、準決3Rで先行して2着に粘った。

今開催は落車明けに加えて初の地元戦と、ダブルのプレッシャーがのしかかっていた。それを打ち破ったのは「先行で勝ち上がる」という一貫した信念だった。

決勝8Rは同県同期の秋本耀太郎とタッグを形成。「落車明けの不安は、ずっとあった。でも先行で上がれたし、決勝もいつも通りの走りをするだけです」と先行勝負に迷いはない。

「地元から優勝者を出す」を合言葉に先頭で風を切る。