A級一般3Rはゴール前で横一線の大接戦となった。

最後にグイッと伸びた小西誠也(44=三重)が1着。2車単2万円超、3連単は7万円超の波乱を演出した。

滝本匡平が主導権を握り、番手の児玉利文が、まくってきた肥後公允をブロック。3番手だった小西は「ラインのおかげです。久しぶりに“競輪”をした感じ」と汗を拭った。

1着は昨年8月の松阪初日以来で、今年の初勝利。「前日に(開催指導員の)鰐渕(正利)さんに愚痴を聞いてもらったおかげでもありますね」と、鰐渕に目線を送った。

「でも、早く9車のレースがしたいですね。漢字の“競輪”ができるしね」と、コロナ渦からの1日も早い脱却を願っていた。