佐藤竜太(20=愛知)がチャレンジ予選2Rで梶原大地との同期対決を制した。

赤板過ぎ、打鐘と2度も梶原に突っ張られたが、松尾正人が遅れると梶原の後位にすっぽり。2角まくりで梶原との争いに決着をつけた。

「主導権を取れずに、運良く空いた番手に入れた。恵まれました。(打鐘の)バックでは焦ったけど、そこからは落ち着いてまくれた」と胸を張った。

デビュー初優勝を飾った前回の9月向日町から、清水裕友のフレームを使っている。「僕にはもったいないぐらいの、いいフレーム。向日町の後に清水さんに電話したら、レースを見てくれていた。まだ見合ってないけれど、頑張っていいところを見せたい」と表情を引き締めた。

単騎になった準決4Rで、同じ119期の林昌幸を破れば、清水に強烈なアピールができる。