穴党ファンならチャレンジ戦の関敬(45=栃木)に熱視線を送っていただきたい。予選も準決も先制ラインの3番手から、鋭く伸びてそれぞれ1、2着。目標を追うことも苦労した夏場や秋口と違い、本来の切れを見せている。

「腰痛はひどいままだけど、1カ月ぐらい前からウエートトレーニングを始めたことがいい成績に繋がっている」。A級2班に復帰する来年1月を前に、再浮上のきっかけをつかんだ。迎える決勝8Rも深瀬泰我ラインの3番手。最後は狭いコースを突いて上位争いを盛り上げる。