石井寛子(36=東京)は自慢のスピードで予2・2Rも他を寄せ付けなかった。「走りながら、途中から足がいい感じになってきた。いい感じでまくりにいこうかなと思っていた」。レース中に好調を実感することは多いようで、今回もゾーンに入っている。

ガールズケイリンは今年9月30日を初日とする開催から、前後輪スポーク車輪を使用するようになった。「私はスポークの方がいい。重いディスクを踏めるように体重を増やして練習もしていたら、スポークが得意になった。最高です」。ルール変更は石井にとって追い風になっている。決勝8Rもスピードの違いを見せつけて完全優勝だ。