加藤将武(21=埼玉)は3月にA級1班特昇後、1、2班戦でも順当に1着を量産している。

「後悔をしない走り」を競走のテーマにしているという。力を出し切るレースをして、きっちり勝利に結びつけられているのは、冷静な判断ができているからだろう。「練習はバンクではなく、自宅のマシンで動画を撮りながら、自分のフォームをチェックしている」と言う。

自己流ではあっても、かつての自力選手にはない発想で、日々成長を続けている。予選7Rは58歳のレジェンド宮倉勇を引き連れて、ワンツーを目指す。