当初から欠場が発表されていた清水裕友に加え、前検日に急きょ決まった三谷竜生の欠場でS班唯一の参戦となった村上義弘(44=京都)は満身創痍(そうい)だ。

「別府(G1全日本選抜)が終わった後にインフルエンザを発症。40度を超える熱に苦しみました。回復した後はぜんそくが出て、これが予想以上にきつかった」と話した。「思うような練習ができなかったが、自力で頑張るだけ」と決意表明。この村上に呼応したのが成田和也(40=福島)。「1度村上さんの後ろを回って、肌で(強さを)感じたかった。迷惑をかけないでついていきます」と、初連係に意欲を燃やしていた。