ガールズケイリンの精鋭が集う恒例の一発勝負「ガールズケイリンコレクション」が明日21日、G1高松宮記念杯・最終日の岸和田競輪場で行われる。

 前々回(14年・前橋)前回(15年・京王閣)と2連勝中の女子最強レーサー小林優香が、再び貫禄を見せつけるか。それとも、昨年の当地ガールズグランプリを制した梶田舞、小林優香と並んで過去2回Vの実績を誇る石井寛子らが、逆転を果たすか。出場7選手の熱い走りに注目しよう。

◆岸和田21日9R:ガールズケイリンコレクション 1625メートル(発走=14:40)

【1】梶田  舞(28=栃木、104期)ま逃<10>57・09[18-3-1-0]

【2】小林 優香(21=福岡、106期)逃ま<7>57・50[15-1-0-0]

【3】荒牧 聖未(25=栃木、102期)自在<8>56・07[16-7-2-2]

【4】加瀬加奈子(35=新潟、102期)逃ま<17>55・90[12-6-1-3]

【5】奥井  迪(33=東京、106期)逃ま<27>56・71[23-1-3-1]

【6】小林 莉子(22=東京、102期)追ま<3>55・50[8-11-4-1]

【7】石井 寛子(29=東京、104期)自在<3>56・84[16-2-0-1]

※左から車番、選手名、年齢、登録地、期別、脚質、バック回数、競走得点、直近4カ月成績(1着、2着、3着、4着以下)。級班は全員A2

 <ガールズケイリンコレクション>ガールズケイリン通常開催で一定の選考期間中に好成績を収めた、またはファン投票で選ばれた女子選手7人による一発勝負。13年2月に創設され、第2回からは6、9、3月の順に行われている。いずれもグレードレース開催に組み込まれ、今回の岸和田で8回目。過去に中村由香里、石井寛子が2回ずつ優勝と東京勢の活躍が目立つが、ここ2戦は小林優香が連勝している。優勝賞金は前回の京王閣(今年3月)が213万円。

【歴代優勝者】

▼13年2月 中村由香里(東京)高松G3玉藻杯争覇戦

▼13年6月 加瀬加奈子(新潟)前橋G3三山王冠争奪戦

▼13年9月 石井 寛子(東京)京王閣G1オールスター

▼14年3月 石井 寛子(東京)名古屋G1日本選手権

▼14年6月 中村由香里(東京)取手G3水戸黄門賞

▼14年9月 小林 優香(福岡)前橋G1オールスター

▼15年3月 小林 優香(福岡)京王閣G1日本選手権

※左から開催年月、選手名、登録地、開催大会名