【東和弘・オレに任せろ】

 ◆12R

 12Rの青龍賞、平原康多→武田豊樹の2車単オッズは2~3倍か? 一見、ガチガチの本命戦に映るが、記者は別な見方をしている。勝つのは新田祐大。そして、レースの鍵を握るのは郡司浩平の動きだ。

 まず、展開を考えよう。誰がみても、逃げるのは吉田拓矢だ。これまでの傾向から、中団に郡司、8番手に新田。これが最もオーソドックスな流れだろう。しかし、郡司の言葉を聞いて関東勢危うし!? に気持ちが傾いた。

 郡司 最近、無駄な動きが多かった。だから、練習ではタテのスピードを強化してきた。力勝負をするイメージでやってきた。

 正攻法のレースを強く意識している上に、勝ち上がり方式の変更で、9着でも2次予選に進める。普段より、20~30メートル、いや、50メートルほど早い仕掛けになっても不思議はない。当然、この心境は吉田にも当てはまる。全体的にレースの流れは速くなるはずだ。

 その結果どうなるか? 郡司が早めに動き、あっという間に平原の横へ。平原がこれに合わせて番手まくり。最終バックは内に平原、外に郡司で2列並走となり、両者ヘロヘロ…。新田のトップスピードなら、残り半周あれば十分だ。最終4角ではまくり切って先頭、あるいはゴール前、矢のようなスピードで大外を突き抜ける。

 車券は新田を頭に固定して2、3着にスジの渡辺を付ける。石井、平原、中村も2、3着の候補に加える。3連単(1)(7)(8)、(1)(7)(9)、(1)(7)(4)が本線。押さえに(1)(8)(7)、(1)(9)(7)、(1)(4)(7)の計6点で勝負する。