G1第25回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(10月7~10日)を開催する前橋競輪の関係者がPRのため29日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 SS9選手に今年のG1優勝者の渡辺一成、中川誠一郎、岩津裕介、107期の吉田拓矢、新山響平ら108選手が出場する。年末のKEIRINグランプリ(GP)に向けてボーダーライン上の選手にとって力が入るシリーズだ。前橋市産業経済部公営事業課の桜井正明参事は「前橋では6年ぶり17回目の開催です。来年も開催しますし、親王牌の前橋をアピールしたい」と力を入れた。売り上げ目標は94億円。

 CS中継でメインMCを務める二宮歩美は「GPに向けて佳境に入っています。今度こそ稲垣裕之選手のG1初V」、橘花凛は「竹内雄作選手に優勝してほしい」、鈴木ふみ奈は「私は埼玉出身なので平原康多さんに頑張ってほしい」とそれぞれ一押し選手にエールを送っていた。

 イベントは毎日あり、7日の開会式で歌手松崎しげるが君が代を独唱し、1R発売中に代表曲「愛のメモリー」を歌う。