前年覇者の平原康多(40=埼玉)が、96~97年の神山雄一郎に次ぎ史上2人目の大会連覇に王手をかけた。

準決12Rは坂井洋の番手回り。坂井が山崎賢人が突っ張られたが、平原は外並走から自力に転じて1着。「坂井はナショナルチームの山崎相手に、外からよく行った」と、奮闘を絶賛していた。

これで、昨年同様、吉田拓矢の番手で決勝に挑む。「今回の(吉田)拓矢は気持ちが入っているな、と思います。連覇? 2人でワンツーを決めたいし、拓矢とそういう関係になりたい」。武田豊樹とタイトルを総なめにしたように、新たな関東ゴールデンタッグ結成に意欲を見せた。