G1「第34回・全日本選抜」が8~11日、別府競輪場で行われる。

◆全日本選抜メモ

日本選手権、高松宮記念杯、競輪祭、オールスターに続く5番目の特別競輪(G1)として、1985年に創設。6日制でスタートし、96年から4日制に短縮されている。開催時期も、当初7月または8月→11月→12月→8月と変更。2013年に現在の2月に移行し、KEIRINグランプリへ向けたG1戦線の開幕シリーズとして定着した。出場レーサーの選考において「全国8地区(北日本、関東、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州)の各平均競走得点1~3位」という独自の基準を設け、他G1との差別化を図っている。

▼創設 1985年。佐々木昭彦が初代王者に輝いた。

▼開催地 全国の競輪場で持ち回り。青森が最多5回を開催し、大垣と岸和田が4回ずつ。

▼優勝賞金 昨年は2990万円。

▼優勝回数 3回の山崎芳仁(07、09、15年)が最多。2回は井上茂徳(86、90年)中野浩一(88、89年)平原康多(13、17年)の3人。

▼連続優勝 3連覇以上は達成されておらず、2連覇も中野浩一(88、89年)だけで、ハードルは高い。