準優11Rで3連単8万円台の波乱の主役となったのが6枠=大外の田中信一郎(44=大阪)だった。松井繁の前付けで進入が深くなった。5カドを選択した土屋智則のまくりに乗って突き抜けた。「展開一本。それでも展開を突けるようにはした。正直足は劣勢だったね」と苦笑い。「優勝戦に入っても足は6番目。ペラもやり尽くしたからね…。それでも心を込めて走るよ」と優勝戦も巧腕から目は離せない。