準決に一番乗りの大竹歩(30=大阪)が、5月函館以来のG3決勝進出を目指す。

 2予6Rで、上がり11秒0とハイスピード見せた。荻原尚人をカマした荒井崇博をさらにまくって「荒井さんの動きで流れが向いた。状態が良く、いわき平(1月G3)の落車を忘れられる」と言葉が弾んだ。そのいわき平では荻原をまくれず、力尽きて落車。右手小指を複雑骨折した悪夢を吹き飛ばした。体も気持ちものりのり。準決12Rは徹底先行らしく、逃げて深谷知広に抵抗する。